中学受験の失敗学 (光文社新書)瀬川松子
光文社 刊
発売日 2008-11-14
価格:¥777(税込)
発送可能時期:通常24時間以内に発送
センセーショナルなのはエピソードだけかな 2008-12-30
驚愕エピソード集は、教えてもらった経験ある方はわかるでしょうね。
「え?こんなこと書いて大丈夫?」というのもあります。
でも、全体の内容としては、良識ある人にとっては常識のことばかりですが、慎重に論理的に書いてくれていると思います。
そういう方なら子供の能力はちゃんと把握しているし、「負け組になりたくなかったら中学受験を」なんて、格差社会論をふりかざしてのあおりにだまされたりしないし、銭ゲバ業者も余裕で論破できるでしょう。
この本を必要とする層を馬鹿にしているとは思いません。
そういう方たちは「自覚がない」「耳に入らない」のですから、著者がいくらいったところで理解できなかったのでしょう。
大学院の研究と並行して家庭教師をしているという著者は、ずっとこの世界で食べていくつもりはなく、ちょっと奇をてらった学者先生を目指しているから書けたのかも(あくまで推測ですが)
だから「よくここまで書いてくれた」という気はしないですね。
個人的には失敗学というなら、中学受験後燃え尽きた人など、その後談を知りたかったです。
さらに詳しい情報はコチラ≫この記事は2009/2/9に作成しました。
PR